お金を増やして生活を豊かにしたいなー・・・という願望は誰しもあるかと思います。僕もそうです!!そのとっかかりとして、この本を読みました。
こういう人におすすめ
投資を考えている人、保険に入るか悩んでいる人、とにかくお金が欲しい人など
概要
30代後半、筆者は安定とは程遠い小さな出版社に転職しました。もし職を失ったら?、老後のお金が無かったら?先行きが不安になった筆者は資産運用を考えました。とは言え、定期預金の利息は安いし、金融知識もない・・・。そこで、投資運用会社、証券会社などの経験を経た経済学者の山崎元先生にお金の運用方法を教えてもらうことに。
この本は、筆者と山崎元先生との会話形式で著されています。
目次
- お金を安全に持っておく編
- ちょっとリスクをとって運用する編
- お金を使う編
- トクする制度を使って実際に買ってみる編
- 年金と確定拠出年金編
- まとめ
重要なこと
- 安全に金を持ちたいなら個人向け国債。1年経てば元本割れしない。日本は多額の借金をしているが、財政破綻する可能性は極めて低い
- ネット証券を活用する
- 単利・・・毎年元金に対して利子がつく。複利・・・今までもらった利子を含めて利子がつく
- 国債は個人向け国債変動10年型を選ぶ。長期金利に連動して、下限0.05%と決まっている
- 外貨預金は手数料が高く、金利が高くても低くてもどの通過が有利とは言えない。なるべくしないほうがいい
- 個人向け国債と投資信託は金融知識が乏しくても手堅くできる。働きながらできる
- 投資信託は分散して投資ができるので、リスクを減らすことができる
- 投資信託は投資信託販売会社、投資運用会社、お金を管理する会社のそれぞれで業務を行なっている
- 投資信託の投資資金は信託銀行で管理されている。信託銀行は集めた資金を会社のお金とは別で管理するように法律で決められている
- 投資信託は販売手数料、運用管理手数料がかかる。(ゼロの場合もある)
- 運用管理手数料が安いのは上場インデックスファンドTOPIX、ニッセイ外国株式インデックスファンド
- アクティブファンド平均がインデックスファンド平均を上回ったことはほとんどなく、インデックスファンドは手数料が安い
- 毎月分配型という毎月報酬がもらえる投資信託は運用管理手数料が高いのでやめたほうがいい
- NISAの口座は120万までの投資額に対して5年間税金がかからない
- 貯金を当面の生活資金、安全資産、リスク運用資産(損をしてもいい金額の3倍)の3分割する。安全資産で国債、リスク運用資産でインデックスファンドなどを買う
- 最強の投資は仕事のスキルを身につけておくこと!
まとめ
投資一辺倒の本かと思いきや、保険や年金、結婚についても触れていて幅広い内容になっていました。山崎元先生の物言いが「こうすべき!」とズバズバ言ってくれるので安心感がありました。(多少偏った意見もありましたが・・・)この本をきっかけに資産運用への一助になればいいなー。
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