こういう人におすすめ
投資ってギャンブルでしょという考えの人
投資をしたいけど何から始めたらいいかわからない人
概要
業界20年経験したメンターのケイが、新入社員の姫野紗季に投資の極意を教えていきます。
そもそも投資とは?という話から、毎月どの程度、どのくらいの期間投資をしていけばよいかなど、広く細かく、会話形式に説明されていきます。
目次
- プロローグ 新入社員、本当の投資を学び始める
- そもそも投資って何ですか
- ものすごく大切な人的資産という考え方。新入社員は1億円以上のお金持ちだった
- まずは自分に正しく投資をして金融資産より、人的資産の運用から考えよう
- 日本人による日本人のための正しい分散投資とは
- 一体どこに投資すればいいの?日本の本当の姿を知っておこう
- 結局バランスを取るという考え方が一番大切
- そうか株式投資ってそういうことだったのか
- 日本の大企業の経営者、最大の問題はここにあった
- いいファンドマネージャーを3つの基準をとことんやさしく解説
- なぜ世界の株は利回りが高いの?その5つの理由を教えます
- 結局何をどうすればいい?まずは正しい投資の3大ステップを実践しよう
- アクティブファンドとパッシブファンド、どちらをどれくらい買えばいいの?
- やっぱり気になる円安と円高、考え方の本当のコツ教えます
- やっぱり損はしたくない。投資のリスクとリターン本当の関係を知ろう
- あなたは何歳?何を買えばいい?年代別の投資アプローチはこうなります
- エピローグ 新入社員に最後に伝えたい2つのアドバイス
重要なこと
- 自分の収入源泉が国内、海外どちらから出ているか。その資産が国内のみなら、金融資産は海外に回すのが基本。資産を分散させる
- 海外企業の役員などは、ほとんどが給料の大部分を自社株で受け取っている。受け取った株は長時間持ち続けなければいけない
- 日本企業の役員などは、ほとんどが給料の大部分を現金でもらっている
- 過去50年の世界株式は平均して年8%の利回り
- 国内で取得している資産と、海外へ向けた金融資産は半分ずつのバランスを目指す
- 株で給料をもらうということは、経営者が会社の業績に責任を持つということに繋がる
- 欧米では株式投資や株主総会によって市民が経営者をモニタリングしている
- いいファンドマネージャーは、長期的視野を持つ。株価が上がるまで我慢して待てる(ロングターム)
- いいファンドマネージャーは、その会社が世の中をどれだけ便利で豊かにしているかを考える(ボトムアップ)
- いいファンドマネージャーは、その経営者が自社株で給与を受け取っているかを見る。投資者と同じ船に乗っているか(インセンティブ)
- TOPIX・・・東証一部に上場する全ての会社。優良企業も、衰退した企業も一緒くたになっている
- S&P500・・・アメリカの複数株式市場に上場する500社。民間の指数算出会社によって随時入れ替えする
- 金融資産のチェックは年に1度でよい
- パッシブファンド、アクティブファンドの半々保有することを目指す
- 円高=高成長、豊か。円安=低成長、貧しさ
- 自分の生活基盤がある場所と資産の運用先を同じにしてはいけない→分散投資
- 投資の利回りは、その投資が豊かさを産んだか、応援やモニタリングが働いたかで決まる
- チャートは人によって解釈が違う。チャートでの投資判断は日本人特有
- 積立NISAや確定拠出年金で扱われているファンドは厳選された優良ファンド
- その優良ファンドの中でも、初心者は世界株式、外国株式、先進国株式など書いてあるパッシブファンドを選ぶといい
- 長期的にみて株価が上がっていても、途中で株価が大きく下がることは必ずある
まとめ
自分の資産が国内か国外かという視点は今まで持っていなかったので目から鱗でした。確かに分散させるという基本的な考え方から見てもその資産がどこからきているのかというのはとても大事だと思います。
僕自身、現在少額ずつ投資をしていますが、やっぱり価額が気になって毎日見てしまい一喜一憂しています。
中長期的な投資を考えているので頻繁な価額チェックは今後は控えようかなと思います。
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