プログラマーのバイブルとして名高い名前付けに関する技術書「リーダブルコード」を読みました!
こういう人におすすめ
初級、中級者のプログラマー。コードを書いて、ある程度動くものを作れるようになったけれど、保守性、拡張性などは意識できていない。もう一段階上の優れたコーディングをしたい人におすすめです。
概要
「読みやすいコード」「理解しやすいコード」の定義、方法を説明した書籍になっています。説明に使用しているプログラミング言語は、C++、Java、Python、Javascript等を使用しています。複雑なコーディングはしていないので知らない言語でも理解しやすいかと思います。
目次
- 理解しやすいコード
- 名前に情報を詰め込む
- 誤解されない名前
- 美しさ
- コメントすべきことを知る
- コメントは正確で簡潔に
- 制御フローを読みやすくする
- 巨大な式を分割する
- 変数と読みやすさ
- 無関係の下位問題を抽出する
- 1度に1つのことを
- コードに思いを込める
- 短いコードを書く
- テストと読みやすさ
- 「分/時間カウンタ」を設計・実装する
重要なこと
- なぜ理解しやすいコードを書かなければいけないのか?将来的にそのコードを再利用するのは自分かもしれないし同僚かもしれない。 理解しづらいコードは、工数の無駄となってしまう。コーディング後に「このコードは理解しやすいだろうか」と自問自答することが大切
- 明確な単語を選ぶ。「get」「tmp」「ret_val」などはあまり明確な単語ではない。名前を見ただけで情報を読み取れること
- 限界値には「min」「max」範囲には「first」「last」包含・排他的範囲には「begin」「end」ブール値には「is」「has」を使う
- コメントは読んだ人が「なぜ?」とおもう箇所を予想してコメントを書く
- コードからすぐに抽出できることはコメントすべきではない
- if/elseは肯定的・単純・目立つものを先に処理する
- 三項演算子、do/whileなどはあまり使わない
- ネストを削除するようにガード節を使用する
まとめ
分かりやすい、理解しやすいを売りにしているだけあって、書籍自体もとてもわかりやすく構成されています。より実践的なテクニックが詰まっているのでおすすめの書籍です
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